野生植物分布調査時のマダニ注意情報
マダニの発生条件
マダニは春~秋に多く発生し、6月と9~10月が発生のピークです。(気温が高い7~8月は少なめ)
また、マダニは道際や林縁に多く、動物が通る場所であることも関係しています。
マダニによる感染症について
マダニに咬まれた際の感染症は、ほとんどの場合2週間以内に発症しています。
咬まれた後2週間程度は熱などの症状が出ないか様子を見てください。
発症すると風邪に似た症状やリンパ節の腫れなどが現れます。
高齢の方は重篤化しやすいので特に注意が必要です。
※感染症発症後の治療はボランティア保険適用外です
マダニの対策方法
マダニを寄せ付けないためには、ディートやイカリジンが有効とされています。
ただし、ディートはアレルギー反応を起こしたり、妊婦・幼児の使用に対して制限があり、合成繊維などの素材に影響が出るおそれもあります。
なお、マダニは目が退化しているため、視覚による虫除け効果を謳う製品は効果がありません。
また、
- 長靴を履く
- ズボンの裾を靴下の中に入れる
- 服の袖口を手袋で留める
- 首元にタオルを巻く
など、服の中に入れないようにすることも大事です。
休憩や撮影などの際は、地面や石に直接体が触れないように、レジャーシートを活用しましょう。
マダニを見つけたら
マダニが体についていた場合は、なるべく早く取り除くことが重要です。
ただし、指でつまむとマダニの体内の病原菌なども押し戻してしまう可能性があります。
取り除く際は専用の器具かピンセットで、マダニの腹をつかまず、口の部分が残らないように慎重に取り除くか、心配な場合は皮膚科で取り除いてもらいましょう。
※病院でのマダニの除去・咬まれた直後の受診は、ボランティア保険が適用できます
(保険適用は植物園主体調査以外の個人調査を含む、野生植物分布調査中の被害のみ・通院した際はその旨を事務局までご連絡ください)
マダニには種類があり、種類によって治療内容が異なってくるため、自分でマダニを取り除く際は除去前に写真を撮ったり、除去したマダニを持って受診時に伝えると病院での対応がスムーズです。
また、発熱等の発症が疑われる症状で受診をする際も、マダニが原因であることを伝えることが大切です。

